分かりやすい7つの習慣

分かりやすい7つの習慣

こんにちは!Ohukuです!

皆さんは「自身の人生をより良くしていきたい」と考える事がありますか?

そんな時に何から手を付ければ良いのだろうと思い悩むことはないでしょうか。

今回は自己啓発本の一つでベストセラーの「7つの習慣」という書籍についてご紹介したいと思います。

著者はスティーブン・R・コヴィーという方で1998年アメリカにて出版されてから、44ヵ国語で翻訳、4000万部の大ヒットとなった本です。

日本語でも翻訳されており、本当の意味での「成功」を手に入れるために、小手先の技術ではなく、人格を磨くハウトゥーを「7つの習慣」として記したものとなっています。

この本の存在を初めて知った時、気にはなっていたのですが僕には読書習慣が無く、買うのをためらっていました。

しかし、最近本屋でこんな物を見つけてしまいました!

13歳に向けているものなら僕でも読める(笑)と思い即購入。その後も挫折する事なく、読み終えることが出来ました。

今回は「7つの習慣」について読む時間の無い方や、難しそうな本を読むのは苦手といった方へ本書籍の特徴と内容の要約を紹介し、読む前と読んだ後の考え方の変化等についてお伝えしたいと思います。

目次

①7つの習慣とは

②書籍の特徴

③書籍の要約

パラダイムシフトとインサイド・アウト

第一の習慣:主体的である

第二の習慣:終わりを思い描く事から始める

第三の習慣:最優先事項を優先する

第四の習慣:Win-Winを考える

第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

第六の習慣:シナジーを創り出す

第七の習慣:刃を研ぐ

④最後に

①7つの習慣とは

7つの習慣とは、人生においての成功をつかみ取り、充実した生活を送るための習慣を体系的に著したものです。ただ、人それぞれ価値観が違うように「成功」の定義も違います。お金持ちになることが成功と考える人もいれば、貧しくても大切な人と過ごす事が成功だと考える人もいるからです。では「本当の成功」を手にするためにはどのようにしたらよいのでしょうか。

著者のコヴィー氏は成功を手に入れるためには人格を磨く必要があり、また人格は習慣によって作られると言及しています。7つの習慣とは個々人が幸せになるために必要となる普遍的な考え方を説いたものと言えます。

②書籍の特徴について

この書籍はパン屋で働く一人の青年がある老人から、人生の成功の鍵となる「7つの習慣」を教えられ、実践することで人生が好転していく様子がストーリー形式で展開されます。1つの習慣ごとにそれぞれストーリーが用意されており、ストーリーの後にその習慣についての理論等が体系的に授業形式で説明されていく内容となっています。

「13歳から分かる!」と本のタイトルにもあるように、挿絵や図解も多く、一見すると難しそうな言葉も、その意味を丁寧に解説してくれるので、非常に読みやすい内容となっています。

③書籍の要約

パラダイムシフトとインサイド・アウト

パラダイムシフトとインサイド・アウトとは7つの習慣を理解する上で先に覚えておかないといけない概念です。

まずパラダイムシフトとはパラダイム(物の見方)をシフト(変える)という考えです。物の見え方・捉え方は人それぞれ違っており、それが行動に影響することで違う結果を作ります。物事がうまくいかなければその事象の見方を変える必要があります。

インサイド・アウトとは環境や周りの人間を変えようとするのではなく、自分の中でパラダイムシフトを起こし、発信していく事で周りに影響を与えるということです。

第一の習慣:主体的である

主体的である事について、本書では行動する際に「自分の意志を持って行動すること」の重要性が述べられています。主体的な行動と対になる言葉として反応的な行動があります。これは外からの刺激に対して反射的に行動を取ってしまうことです。自分の行動をしっかり選ぶことで環境に惑わされなくなり自分の行動をコントロールできるようになります。

 また物事には他人の機嫌や天気等、自身では変えられない領域「関心の輪」と、自分の行動や考え方等の自身で変えられる領域「影響の輪」の二つがあります。主体性を持って行動するなら、自身では変える事の出来ない「関心の輪」ではなく「影響の輪」に注力していくべきです。

第二の習慣:終わりを思い描く事から始める

第二の習慣である終わりを思い描くとは、人生においての最終的にどうなりたいかというゴールを設定することです。ゴールを設定することでそこに向かって逆算し道筋を立てていく事で、今自分がやるべきことを明確にします。しかし、人生のゴールと言っても、どのように立てて良いのか、難しく感じると思います。そのような場合は、自分が「こうありたい」と願う像を中心に考えると良いでしょう。また本章では「ミッションステートメント」の作成が勧められています。ミッションステートメントとは自分のゴールについての宣言書の事で、宣言することでゴールを明確にし、人生において迷わないようコンパスを作るのです。

第三の習慣:最優先事項を優先する

目標を設定し、それに向かって行動する時、やりたいことが沢山できてきて時間が足りないと感じる方もいると思います。その際に第三の習慣「最優先事項を優先する」ということが大切になります。この場合、優先事項を「緊急で重要」「緊急ではないが重要」「緊急だが重要でない」「緊急でなく重要でない」の4つに分けて考えます。このうち、最も重要なのは「緊急ではないが重要」であり、この領域を最優先にするため、それ以外の領域にかける時間はなるべく減らしていく事が大切です。「緊急ではないが重要」という領域は、緊急性がないため後回しにされる事が多いですが、自己投資等の先ほど第二の習慣で述べたゴールへ近づくために必要な事が多いため、最優先で取り組むべきなのです。そのため、それ以外の領域を行う場合は、断るか誰かに頼る、そもそもやらない等の振り分けや判断が必要となります。

第四の習慣:Win-Winを考える

第一~第三の習慣は私的成功という個人の内面を磨くためのフェーズでした。それに対し第四~第六の習慣は公的成功と呼ばれ、周りとの協力を通し成功をつかむフェーズとなっています。公的成功の第1フェーズとも呼べるこの第四の習慣「Win-Winを考える」というのは、人間関係の場で意見がぶつかった場合、相手への思いやりと勇気(自分の意見や信念をしっかり伝える)を持って相手と自分双方の利益になることを考える事です。また、話し合いの結果どうしても折り合いがつかない場合は、その件を見送る(結論を出さない)事も選択肢として持つこともよいでしょう。

第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

一見相手と分かり合ったように感じていても、実はこちらの意図が正確に相手に伝わっていないということがあります。そのような場合、相手の話を聞く事から始めると良いでしょう。その際に「共感」をもって相手に寄り添う事が大切です。

自分のことを理解して欲しい場合、相手を理解しなければ相手からも理解したいと思われにくいので、まずは相手を理解する事に徹するのが大切です。

相手の事を理解したら、今度は自分の事を相手に理解してもらいます。その際、相手にも伝わりやすいような言葉選びや、具体的に話すといった事が重要です。

第六の習慣:シナジーを創り出す

シナジーとは複数のものがお互いに影響しあい、効果や効能を高める相乗効果のことを言います。シナジーを創るとは、第四、第五の習慣で相手との妥協案を探る事が出来た状態からさらに、相手との最善策である第三案を考えるということです。またシナジーを創る事が上手くいかない際には、抑制するもの(障壁になるもの)が存在します。それはお互いの価値観や意識の違い、発言しにくい環境等で、これらが何なのか把握しておく必要があります。このようにシナジーを創る事と、それを邪魔するものを把握するにはこれまでの5つの習慣をしっかり行えているかを再確認すると良いです。その後は勇気をもって行動するとよいでしょう。

第七の習慣:刃を研ぐ

これまでの習慣は私的成功と公的成功を手にするための習慣でした。しかしこの第七の習慣「刃を研ぐ」はこれまでの習慣を継続し、自身のレベルアップを目指すフェーズとなります。具体的には「体」を磨くため(第一の習慣)、「心」を磨くため(第二の習慣)、「知性」を磨くため(第三の習慣)、「人間関係」を磨くため(第四・第五・第六の習慣)を継続していきます。特別な事を行う事は必要なく、これまでに身に着けた習慣を継続し、さらに自分を磨いていこうというイメージです。

④最後に

この書籍は一度読んで終わるのではなく、何度も読み返す事が大切です。何度も読み返し理解を深め実践していくことで、人生を良いものに変えられるように色んな事にチャレンジできると良いです。良ければご一読ください。今回は以上となります。最後までお付き合いありがとうございました!

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